2019-01-01から1年間の記事一覧
隣の席の新人さんにイレギュラーなことを聞かれた。 それは会社の事務的なことだったけれど、「こうすればいいのでは?」と伝えると「なるほど、そういう救済措置が」という反応が。 しかし別にそれは、会社のシステムとして救済措置が容易されているわけで…
今日は仕事の合間をぬって散髪へ。 途中の電車で、スマホゲームをやっているサラリーマンを発見! おいおい、移動中とはいえ仕事中ちゃうんかい。 と、自分のことを棚にあげて心の声が叫びます。 このサラリーマンさんは大きなカバンを持っていたので営業の…
文章を書き始めて、しかし途中でまとまらなくなるときがある。 それはきっと、「答えが出せていないから」なんだろうなと思う。 書きたいことはあるんだけど、「これだ!」という答えが出ていないとき。 冷静に考えれば、書き始めるには時期尚早だとわかる。…
先ほどの、フェイクニュースの記事の続き。 京アニの事件にて、共同通信が遺族や親友の方々に向けて「取材に応じて欲しい」という声明を出したようだ。 が、どうもこれが炎上しているらしい。 理由は「遺族の気持ちを考えろ」とのこと。 さて、それはそれで…
前に、写真が「記録」を無価値にした、と言う記事を書いた。 記録とは、事実の記録のことである。 事実の記録は写真が担保してくれるようになったから、我々はしっかり目でものを見なくなったし、耳で聞かなくなった。 それによって頭や心でものを見て、聞く…
ぼくがTwitterを止めてからしばらく経つけれど、どうもある人が炎上しており、鍵付きアカウントにしたらしい。 一連のツイートを読んでみたけれど、鍵付きにするのは圧倒的に正しいな、という結論に達した。 そのポイントは、「自由な発言」は何によって「阻…
物心がついてきて、小学四年生くらいになると人は社会と出会う。 そして周りと自分の違いを認識して、「あれ?俺おかしいのかな?」とか思って、周りに合わせていく(個人より社会が優位になる)。 その結果、「自分の感覚」が死んでいく。 たぶん、これが普…
本田勝一の『ルポルタージュの方法』を読んでいたら、自身のルポルタージュの原体験となる作文について、「見たこと、聞いたこと、思ったことがすべて書かれていた」と述べていた。 一見当たり前のことのようだけど、この一文がものすごく新鮮に感じた。 と…
ぼくはメールを書くのが遅い。そして今日も時間をかけてメールを書いた末、返ってきた返事は「1歩目の認識が私とちゃうで」だった。悲しい。 問題はたぶん、「考えすぎてしまうこと」と「全部を伝えようとすること」なのだろう。 今回送ったメールには、「1…
非常に個人的なお話。 この4月から、隣の席の新人さんに仕事の仕方を聞かれてそれに答える、ということがままありまして。 そのとき、なんだか昔よりスラスラ答えられている気がする!と感じた。 もしそうなら、「仕事の知識が体系立てられてきた」のか、「…
仕事のやり方に悩んでいて、ほぼ日とか、電ファミとかの記事を読んだりしているわけだけれど。 中でもぼくが好きな人たちには、「仕事人タイプ」の人が多いことに気が付いた。 ・鈴木敏夫・尾形英夫・宮崎駿・岩田聡・糸井重里 この方々は仕事人タイプ。 つ…
ぼくは駅の階段をのぼっていた。 そこには「のぼり」「くだり」という文字が書いてある。 右側が「のぼり」で、左側が「くだり」だ。 ぼくは当然、「のぼり」と書いてある右側を歩く。 けれど、上からおばさんが右側を歩いて降りてくる。 おいおい、そっちは…
吉本問題について、島田紳助さんの有料記事(文春オンライン)を読んだ。 Twitter民の中には「今さら出てくるな」とかいう論点ずらしで、何か言ったふうに思っている人もいるが、それはさておき。 わかっている人(紳助さん)は、説明が明快だということ。こ…
アニメや芸能人など、何かに「同化」するということは逃避の一手段だと思う。自分のことを忘れることができるから。 「攻撃」も一緒。自分のことを棚に挙げないとできないことだから。 どちらも自分からの逃避行動にほかならないけれど、逃避は必ずしも悪い…
例えば大きな帝国があって、しかし今、弱りつつあるとする。 帝国側はそれでも以前の体制を維持しようとする。 そうするためには民に圧力をかけ、生かさぬように殺さぬように働かせるようになる。 その割を食うのは、単純労働者などの立場の弱い人たち。 そ…
先ほど、サマージャンボ宝くじを買っってきた。ついに億万長者になってしまうのか…、当たったら家を買おう。 とか、そんなことを妄想してしまうが、その楽しみこそが宝くじの商品価値だと思う。 妄想の楽しさがあるから、みんなほぼほぼ当たるはずのない宝く…
新人さんが電話対応をしている。お客さんからの、たぶん苦情の電話だ。もうかれこれ2時間も電話している。 「はい」「あー」「はい」「はいはい」「あー」…… ずっとこの繰り返し。 これから学ぶべきは、相槌は「はい」と「あー」だけでなんとかなるというこ…
人はどういうときに行動するのだろう。ふとそう思って、モチベーションの種類について考えてみました。 種類だけ解説してもつまらないので、これら分類の「使い方」についても一言付け加えます。 基本的に、以下のモチベーションはすべて、人を行動させるエ…
ちょっと前に「芸術」に関する記事を書いた。 kiyobinbanzai.hateblo.jp 一言で要約すると「芸術とは、人と人とのつながりを感じさせるもの」と結論付けたわけだが、岡倉天心、『茶の本』の一説を読んで、こうアップデートできるなと感じた。 ・芸術とは、人…
六本木ツタヤに行く機会があった。欲しい本がAmazonで2倍の価格になっていて、それなら書店で、と思ってWebで在庫を調べまくったところ、かろうじて六本木ツタヤにはあったのだ。 六本木ツタヤは面白い。何が、というとそこで本を探すという体験自体が面白い…
他愛もない話をしていて、ぼくはときに、涙が出てくるときがある。それは「この人と分かり合えた」と思えたときなのだと思う。 人と人は本質的には分かり合えないものだ。 悩み、価値観、未来。個人を形作る「芯」としての部分は、えてして抽象的だったりす…
村上春樹が「70歳」になるらしい。 ずっと売れている人のイメージだったから、年齢のことなんて考えたことがなかった。でももう70歳なんだな、と。 そんな70歳の書いたものが、ずっと売れ続ける日本という国は、何なんだろう。村上春樹から日本という国が見…
「バカッター」という言葉がある。これは、受水槽で泳いだ人が炎上したように、Twitterが「バカ発見器」として機能していることを揶揄する言い方のことだ。 このとき、必ず「想像力が足りない」と批判する野次馬が出現する。 ぼくは彼らを見るとモヤッとした…
夏場は股間(正確にいうと、ちんこ)がムレる。ムレるとカユくなる。かく。痛くなる。眠れない。 この苦しみは、ぼくだけのものじゃないはずだ。 ぼくはかれこれ20年近く、この苦しみと付き合ってきた。それがどれだけつらいかわかっているから、なるべく重…
今から6、7年前まで、ぼくの左足の裏にはイボがあった。 1cmくらいの大きいイボが一つと、その周辺に1mmくらいの小さいイボが多数。大学生のころからあったから、5年くらいはイボと付き合っていたことになる。 そのイボは、別に痛みもかゆみもない。だから、…
喫茶店にて、新入社員の男性と、先輩社員らしき人との会話が聞こえてくる。 ・「あれ?健康診断って明日からじゃないっけ?」・「オレ、もう終わったっすよ」 後者が新入社員である。面白い。20代前半の人を観察する機会はなかなか少ないので、ちょっと分析…
電ファミニコゲーマー(以下、電ファミ)の運営体制が大きく変わり、オンラインサロンのシステムを取り入れて再始動しはじめた。 ・電ファミニコゲーマー:事業移管のお知らせ ・世界征服大作戦(電ファミのオンラインサロン) ただし、Webメディアの価値を…
「芸術」はArtの訳とされる。Artとは「技術」のこと。例えば「リベラルアーツ」の直訳は「自由のための技術」で、転じて「教養」の意味が当てられている。 「芸術家」という言葉はどうだろう。芸術は技術のことであるので「技術屋」と言い換えることができる…
ぼくは呪いを信じている。 でもぼくの信じている呪いは、「脳波が飛んでいって相手に災難が起こる」だとか、「丑三つ時に藁人形に釘を刺すと相手に災難が起こる」だとか、そういう類のものではない。(これらをまったく信じていないわけではないけれど。) …
発達障害というのは何ともあいまいな気分の言葉だなあと思うけれど、細分化すると以下のものを含むらしい。 ・自閉スペクトラム症(ASD)・注意欠陥・多動性障害(ADHD)・学習障害(LD) こちらもあいまいと言えばあいまいだが、一応、病院で「診断名」とし…