かつ消えかつ結ブログ

日々、ポッと浮かんだ考え事を書く遊び場。哲学風味。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ヤマテンさんのブログが面白い

blog.goo.ne.jp 山の天気について調べていく中で出会ったのが、ヤマテンさんのブログ。 これがすごく面白い! このブログでは「観天望気講座」なる記事がかれこれ139回(2019/8/30現在)も続けられていて、しかも内容が高度なのにわかりやすい。 解説方式は…

「内」の基準でなにごとも決めたい

常識とかルールとか、そういう「外」の基準じゃなくて、「内」の基準でなにごとも決めたい。 最近、切にそう思っている。 外の基準ってのは、自分がどうこう思っているのとは関係なくて、思考を止めてエイヤッって枠にはめること。 そうすると、その判断に自…

引用の「出所の明示」について、覚え書き

引用についていろいろ調べてみたので、自分が覚えておくための覚え書き記事です。法の解釈が間違っているかもしれませんのでご了承ください。 まず、引用の「条件」については、諸Webサイトにてわかりやすく紹介されているので、それを参照されたし(参考:h…

酒飲みとエネルギー

酒飲みの人にはある特徴があると思っている。それはズバリ、「エネルギーが余っている」という特徴だ。 順を追って説明しよう。 人はみな、一定時間で「処理できる情報量」があるとしよう。 その情報量は疲れていると減るし、元気なときは増える。決して一定…

YouTuberから考える 広告収益モデルとコンテンツ

YouTuberという「仕事」がある。何やら儲かっているらしい。 けれど、ぼくは見ていない。なぜなら「内容が薄い」から。 この原因はなんだろう、と考えたところ、結局は「広告」という収益モデルだと自然とそうなっていくのだろう、という結論に達した。 広告…

NHKの「のぞき見ドキュメント 100カメ」が面白い

昨日、NHKで「のぞき見ドキュメント 100カメ」という番組がやっていた。 とある会社にカメラを100台固定してその日常をのぞき見る、というコンセプトのもの。 「分断」された世の中では、ほかの人がどう生きているのかが見えなくなっている。だから「のぞき…

誉め言葉を、素直に受け取れない

ある打ち合わせがあり、その用意した資料が「他の人より丁寧」だと言われた。 そのとき。 ・いやいや、ほんとに?(疑) という反応をしている自分に気づいた。 もちろん、うれしいのはうれしい。 自信のない自分にとっては、誉め言葉は、まさに求めていたも…

投資は悪か? シンプルに考えてみる

アエラに、晴海フラッグに群がる投資家の記事が出ていた。 それを読んでいて「投資は悪なのでは?」と感じたので深堀りして考えてみたい。 まず、投資とは何か? 辞書には「利益を見込んで資金を出すこと」(デイリーコンサイス国語辞典より)とある。 ここ…

受け止めてから、話す

「ほめてから、叱る」というノウハウがあるけれど、この本質的なことは、「(相手を)受け止めてから、話す」ということなんじゃないかなあ。 人ってやっぱり、他人の言うことなんか聞きたくないわけで。 だから何か言われると、 ・こいつはわかってない み…

「はたらきたい」と思う一つのきっかけ

お盆で帰省しておりまして、ある状況になったときに自然と「はたらきたい」と思った、という出来事がありました。 なるほど、人が「はたらきたい」と思うのは、こういうときなんだなとしみじみ感じたので記事に残しておきます。 「はたらきたい」と思った状…

雨の生成過程に見る、人間の独占的成長のしくみ

雲には同程度の大きさの雨粒が存在しているものの、それらが集まる「きっかけ」がなければ、大きな雨粒にはならないらしい。 そして、そのきっかけとは何かというと、 ・雨粒を構成する物質(海塩粒子)の差・水と氷の、飽和水蒸気圧の差 にあるようだ。 こ…

成熟した社会における他力本願

隣の席の新人さんにイレギュラーなことを聞かれた。 それは会社の事務的なことだったけれど、「こうすればいいのでは?」と伝えると「なるほど、そういう救済措置が」という反応が。 しかし別にそれは、会社のシステムとして救済措置が容易されているわけで…

営業のサラリーマンがスマホゲームを支えてる?

今日は仕事の合間をぬって散髪へ。 途中の電車で、スマホゲームをやっているサラリーマンを発見! おいおい、移動中とはいえ仕事中ちゃうんかい。 と、自分のことを棚にあげて心の声が叫びます。 このサラリーマンさんは大きなカバンを持っていたので営業の…

答えの出てないものを書くのは止めよう

文章を書き始めて、しかし途中でまとまらなくなるときがある。 それはきっと、「答えが出せていないから」なんだろうなと思う。 書きたいことはあるんだけど、「これだ!」という答えが出ていないとき。 冷静に考えれば、書き始めるには時期尚早だとわかる。…

「記録」を残す意義がわからない人たち

先ほどの、フェイクニュースの記事の続き。 京アニの事件にて、共同通信が遺族や親友の方々に向けて「取材に応じて欲しい」という声明を出したようだ。 が、どうもこれが炎上しているらしい。 理由は「遺族の気持ちを考えろ」とのこと。 さて、それはそれで…

フェイクニュースとか言って、みんな結局ウソが好きなんだろう

前に、写真が「記録」を無価値にした、と言う記事を書いた。 記録とは、事実の記録のことである。 事実の記録は写真が担保してくれるようになったから、我々はしっかり目でものを見なくなったし、耳で聞かなくなった。 それによって頭や心でものを見て、聞く…

Twitterは鍵付き運用の時代へ

ぼくがTwitterを止めてからしばらく経つけれど、どうもある人が炎上しており、鍵付きアカウントにしたらしい。 一連のツイートを読んでみたけれど、鍵付きにするのは圧倒的に正しいな、という結論に達した。 そのポイントは、「自由な発言」は何によって「阻…

去勢され、周りに合わせていくのが普通

物心がついてきて、小学四年生くらいになると人は社会と出会う。 そして周りと自分の違いを認識して、「あれ?俺おかしいのかな?」とか思って、周りに合わせていく(個人より社会が優位になる)。 その結果、「自分の感覚」が死んでいく。 たぶん、これが普…

写真が「記録」を無価値にし、観念の時代へ移った

本田勝一の『ルポルタージュの方法』を読んでいたら、自身のルポルタージュの原体験となる作文について、「見たこと、聞いたこと、思ったことがすべて書かれていた」と述べていた。 一見当たり前のことのようだけど、この一文がものすごく新鮮に感じた。 と…

メールは伝わらない。たぶん。

ぼくはメールを書くのが遅い。そして今日も時間をかけてメールを書いた末、返ってきた返事は「1歩目の認識が私とちゃうで」だった。悲しい。 問題はたぶん、「考えすぎてしまうこと」と「全部を伝えようとすること」なのだろう。 今回送ったメールには、「1…