本がおもしろい
最近、本を読むのが面白い。
読みたい本がいっぱいある。
地理の本とか、政治の本とか、人類学の本とか、アニメの本とか。
今は本を読むことで、
自分の世界認識が深まっていく感覚がある。
昔は義務感で読んでいたことはあるが、それとは全然違う経験になっている。
しかし、その一方で、ゲームをする時間が減った。
小学生のころからあれほど好きだったのに。
ゲームは、ぼくの鬱屈した青年期を色鮮やかなものにしてくれたし、つらいときに寄り添ってくれた。
ゲームにはそんな力がある。
ありがとう、ゲーム。
ゲームは未だに好きだから、まだ、細々とやり続けるのだろうと思う。
さて、一般的に「本はいいもので、ゲームは悪いもの」という言説がある。
でもそれは、間違っていると思う。
ただ、ゲームをしたいときはそういうタイミングで、本を読みたいときはそういうタイミングなだけだと思う。
ざっくりまとめてしまうと、「年齢」と、「環境」のせいだと思う。
現実世界が心底つらければ、仮想世界であろうと自分がヒーローとなれる、ゲームがすごく役立つ。
現実世界に向き合える年齢になったとき、もしくは向き合わざるを得ない環境にいるとき、本はすごく役に立つ。
ただそれだけの話ではないか。
だから、
本がいいとか、ゲームが悪いとか、そんなことを言う人は信用してはいけない。