仕事でも山でも、迷ったら引き返す
おそらく、仕事のやり方の問題だと思うのだけれど。
思いもよらない方向にいってしまって、あたふたすることがある。
そしてその都度、どう軌道修正しようか考えて、えらい時間を食うし、ストレスもたまる。
これを山登りになぞらえて考えてみると、「迷ったら引き返す」。これが大事なのではないかと。
山で怖いのは、一番は遭難である。
遭難とは、「自分がどこにいるか、わからなくなること」。
これが怖い。
ただし、遭難を避けるにはそれなりの手立てがあって、
・天気のチェック
・地図を買う
まずこのあたりは必須条項。
山に入る前に必ず行うべきこと。
で、いざ山に入ったら、現場で大事なのは、
・迷ったら引き返す
ということ。
仕事でも同じく、迷って、「だいたいあっちだから」と進もうとすると、整備されていないやぶの中をガサガサ歩かないといけないから、体力も使う。また、前述のように、自分がどこにいるかわからなくなるという最悪のパターンになる可能性もある。
だから、仕事でも山でも、「なんか変だな」と思ったら、ちょっと戻ってみて、正規ルートに戻る。これが大事だ。
とはいえ、なかなかそう簡単じゃないのは、
・せっかく進んだし、戻るのがもったいない
という気持ちが出ることだろう。
仕事なら先方に動いてもらっていれば、戻ってもらうのは「申し訳ない」という気持ちも出る。
しかし、だ。
そもそも目標地点に無事にたどり着かなければ、先方だって自分だって、無駄に疲弊することになる。最悪死ぬ。
最悪のパターンを迎えないためにも、どちらかが悪ければ謝って、元の道に戻ってやり直すこと。これをやろう。