かつ消えかつ結ブログ

日々、ポッと浮かんだ考え事を書く遊び場。哲学風味。

プライドの高さは「音」に出る

足音がパタパタする人。
タバコをフゥィィーーーといちいち吐く人。
咳き込むときにン゙ン゙ンンンとやたらとする人。

これらの人たちはプライドが高い人だ、と思っている。
そして、うるさい「音」による主張はプライドが高い人に共通する行動だ、と思う。

しかし、ただプライドが高いだけで、こんな行動に出るのではないとも思う。世の中プライドが高い人はいっぱいいるものだ(そもそもプライドは生物の根源的な欲望のひとつだと思う)。

 

プライドが高いことが問題になるときは、

①自分がこうありたいと願う自己

と、

②世間による評価

にギャップが生まれるときではなかろうか。

 

①はプライドの高低に比例していて、プライドが高ければそのぶん「優れた自分」を自分の中で作り上げる。

②は、厳密には世間による評価ではなく、「世間の評価はこんなもんだろう」と自分で自分を評価すること。

そして、①と②の差が大きければ大きいほど、ストレスというエネルギーがたまっていくのではないか。

「パタパタ」「フゥィィーーー」「ン゙ン゙ンンン」という音による攻撃は、ストレスを外部に放出するために行われる無意識の行動ではないか。

これが私の仮説である。

 

ということで、お昼に喫茶店で、タバコを「フゥィィーーー」と吸う人に会ってしまったので心を落ち着けるために書きました。