かつ消えかつ結ブログ

日々、ポッと浮かんだ考え事を書く遊び場。哲学風味。

黒い砂漠モバイルをやってみた感想

2月22日に先行ダウンロード&キャラクターメイキング開放。からの、2月26日に本稼働。というティザー広告のような小出し展開。私はこの手法に見事にハマリ、26日までドキドキワクワク、本稼働を待ちわびる、という状態に陥りました。ということで黒い砂漠モバイルをやってみたので、その感想を。

かわいいキャラが作れるメイキング

まずキャラクターメイキングについて。これが非常に秀逸です。
体型から顔の形までいろいろと変更できる操作性の高さ、そして、自由度の高さがあります。手間と言えば手間だが、プリセットから好みの姿形を選んで、そこからカスタマイズすればある程度簡単に作れる手軽さもある。

聞くところによると、キャラクターメイキングだけで楽しむユーザーがいるらしい。さもありなん。

美麗なグラフィック

圧倒的にグラフィックがきれいです。
しかし、それ以上でも以下でもない。

ゲーム性は……正直どうなのだろう

最近のMMOの傾向なのかもしれないが、エストの自動化と、戦闘の自動化を標準搭載しています。黒い砂漠もそう。

でもですよ。ゲームとしてこれはどうなんだろうと思ってしまいました。

だって、自動化ボタンをポチッとして放置、また自動化ボタンをポチッとして放置を繰り替えすだけのゲームになるわけで。それってゲームと言えるのか、という感じであります。

MMOじゃないが、FF8以降はこの流れがゲームに持ち込まれましたよね。ボタンをポチポチしながら映画を見る、みたいな。
FFはまだゲームの範疇でしたが、全自動にしちゃうとそれは……?と思います。

自動化システムを好意的に見れば、「可処分時間の奪い合い」である現代では、自動で手軽にできないと、ほかのゲームと競争できない、ということなんだろうと思います。

でもMMOの良さって、「自分の分身が、魅力的なバーチャル世界を生きられる」ってところなんじゃないかと思うのです。

戦ったり、採集したりするのが楽しい。もっと言えば、その世界を歩くだけでも楽しい。それがMMOだと思うのです。

誤解があるといけないので補足しますと、黒い砂漠でも、自動化システムを使わなければ、それはできます。実際にやってみると、戦闘とか、それはそれで楽しい。グラフィックは美しいわけだし、街歩きもそれだけで楽しいです。

でも!自動化があれば、そっちの方が「強くなるための効率」は上なのだから、効率の悪い手動操作なんてやってられるか、と。そういう考え方になるわけですよ、自動化システムがあると。

PvPやりたい人向けのゲーム?

ということで、自動化システムがあることで、街をブラブラしたり、ちょっと狩りをしたり、のんびり並行世界を楽しみたいな、という人にはおすすめできません。
(私のようなMMOのオールドタイプには)

しかし逆に自動化システムによって、「パラメータ的な強さ」はプレイヤーによって差が出なくなるはず。とすると、そこで「俺TUEEEEE」はできなくなるのだから、プレイヤースキルによって差が出るようになるはず。

つまり、プレイヤースキルが求められるPvP(Player vs Player)こそが、このゲームで本当にやるべきことかな、と思います。

ただ、PvPもやってみましたが、スキルを8セットするのでややこしく、操作が難しいです……。

ガチゲーマー向けのゲームだと思います。