このブログの目的 何度目かの再認識
ブログをアップするという行為は、以下のことを目的としている。
・誰かの目に触れる可能性があるから、一応読めるものを書こう
→記事の品質向上
・万が一バズる可能性があるから、日記じゃなくてWebに出そう
→お金への卑しい執着
記事の品質向上という目的には、ある程度の成果が出ていると感じる。ブログを始める前に日記的なものを付けていたが(今も続けているが)、それは誰の目にも触れないものだから、書き途中でやめてしまったり、記事を書き始めたときの「言いたいこと」から離れていってもOKとしたり、そんな、高品質とは程遠い記事を量産していた。今文字数をカウントしてみたところ18万9千字だった。それだけ書いても文章を書く力は変わらなかった。
さて、ブログに記事をアップする目的は以上の通りだが、その前提として「文章を書く」ことを続けていきたいと思っていた。
・文章を書くことで、自分の「考え」や「思い」に向き合わなければいけないから
・文章を書くことで、その「考え」や「思い」を具体的な言葉にせざるを得ないから
・文章を書くことで、それをどう人に伝えるかを考えることになるから
・また、具体的な言葉にする行為、伝え方を考えるということは、しゃべりにおいても有用ではないかと考えられるから
これらが私が文章を書く理由である。
非常に個人的な話だが、私は口下手で人に伝えるのが苦手だ。それで勘違いされることも多いが、柔和な人柄(自分で言うのもなんだが)に甘えてこれまで何とか生きてきた。
しかし人柄を武器にできるのは直接人に合う場合だけだ。遠方の人とメールでやり取りする場合にはまったく役に立たない。それで最近、相手との大きな行き違いを生み、人生最大の失敗を経験した。今気が付いたが、メールではなくせめてSkypeでやり取りすればよかったなあ。
もしくは遠方の人とは仕事をしないという方法もあるが、それはまあ理想的な状態だけれど、現実問題なかなか難しい。インターネットというもの、そしてそれに伴うメールやメッセンジャーなどの伝達手段がある以上、相手の多くはそれをベースに仕事を回している。
なので文章を書くということはまだまだ変わらず重要な能力として残っていくと思う。それを解消するための文章執筆、そしてブログの運営がある。