かつ消えかつ結ブログ

日々、ポッと浮かんだ考え事を書く遊び場。哲学風味。

甲斐がない、と、やる気は出ない

ぼくは元来、コミュニケーションを端折ってしまうのだけれど、
当然ながら、それだと、うまくいかないな、と身に染みて感じている。


例えば仕事で言えば、
先方に何らかの仕事を頼んだとする。

さて、アウトプットが出てきた。
どれどれ。うわあ。ボロボロじゃないか。

締め切りがあるのになあ。時間がない。
じゃあ、こっちで直してしまうか。

面倒だから、先方にはイチイチ直す箇所を伝えないでいいか。


こういうシーンである。

まさにコミュニケーション不全と言えよう。


さて、ここで嫌なのは、

・こちらは頑張らないといけない
・先方はこちらに対して不満を持つ

それによって、こちらが頑張る【甲斐がない】と感じてしまうことだ。


アウトプットがダメなら、なんとかこちらは頑張って、
世に出せるレベルに持っていかなければならない。

それは決して簡単ではないし、苦労も大きい。

頑張ったからには人からの感謝だったり、なんでもいいから欲しいじゃないか。

実際、商品を買った人からは、いい評判が届いたりする。
それはそれでうれしいけれど、「遠い」人だ。効力は薄い。


一方、「近く」の人である仕事相手からは、
コミュニケーション不全から来る不満を持たれている。

返ってくるのは感謝どころではない。
冷たい反応が投げつけられる。


これは、つらい。


コストとリターンで考えると、
こちらがかけたコストと、
返ってくるリターンが全然合っていないわけだ。

これではやる気が出ず、気分は沈む一方である。


これは果たして、コミュニケーションを改善することで改善できる問題なのか。

それとも、そもそも向いていない仕事なのか。

改善しながら答えを探るしかないが、まあ、これだけは確かだ。

甲斐がない、と、やる気は出ない。