遺言書をパソコンで作ってもOKになるらしい

アエラ年末号にて。2019年1月13日から、遺言書の作成が、パソコンでもOKになるらしい。ただし、手書きの署名は必須とのこと。とはいえ、全部手書きしなければいけなかった旧来の制度に比べれば、幾分か手間は減りそうだ。

しかしながら、遺言書を書くことを想像するに、一番面倒なのは、「何を書けばいいのか」という部分だと思う。

「誰に」「いくら」「何を」分けるのか、ということ。

アエラではこの点について、法務局に預ける際に簡易チェックが入るだろうから、無効な遺言書は多少なりともはじかれるだろう、と書かれていた（法務局に預けられる制度も新設されたようだ）。

確かに、ここが落としどころになるのかもしれない。

パソコンで作成できるのだから、例えば公的機関が遺言書のテンプレートファイルでも配れば、記入ミスは減るだろう、と思う。

ただ、それだとあまりにも情緒がないということだろう。また、公的機関が「死」というタブーに踏み込むのは反発を呼ぶ。お上はきっと、そんなことはやりたくない。