Macからの圧縮ファイルを文字化けせずに解凍する
Macで作られた圧縮ファイルをWindowsで解凍すると、日本語が文字化けします。デザイナーさんは皆さんMac使いですので、人によっては結構な頻度で遭遇するやつですね。私も、いやだなー、と思いつつもそれほど致命的ではないので、長年放置してきましたが、結構かんたんに解決できたのでご紹介を。
CubeICEで即解決
そもそも何で文字化けするのか、というと、MacとWindowsで、圧縮に使う文字コードが違うからですね(utf-8とShift-JIS)。なので、適した文字コードで解凍しさえすれば文字化けは起こらない、という単純なしくみなわけですが、CubeSoftさんの圧縮・解凍ソフト「CubeICE」を使えば一発でした。このCubeICE、圧縮ファイルに使われている文字コードを自動判別して、適した文字コードで解凍してくれる優れものです。
もちろん無料。
CubeICEホームページはこちら
無料って怪しくない?
無料ソフトで気になるのは、変なソフトを別にインストールされるのでは、ということだったりします。実は、私もそこにビビって少し躊躇しました。
でも、「CubeSoft」ってどこかで見たことあるな、と。
少し逡巡したら、私が長年お世話になっているPDF編集ソフト「CubePDF Utility」と同じ開発元だったのでした。このソフトに不満点は一切ないので、CubeICEも大丈夫だろうと。ちなみにCubeSoftさんは我らが日本・大阪のソフト開発メーカーのようです。
インストール時の注意
インストール中の注意点は一つだけ。途中で「JWordプラグイン」をインストールする項目があります。ボーっとインストールすると入れてしまう可能性があるので、該当画面ではチェックを入れずに「次へ」をクリックしましょう。
私の環境設定
メインの圧縮・解凍ソフトとして使うのであれば、ガッチリ設定していいと思います。でも私の場合は「Macの圧縮ファイルを文字化けせずに解凍するとき」にだけ使うので、以下の設定にしてみました。
ズバリ、「解凍」のショートカットをデスクトップに置くだけ。画面左に見えるのがショートカットです。このショートカットに圧縮ファイルをドラッグすれば、文字化けせずに解凍してくれます。
ということで、ぜひぜひおすすめのソフトでした。CubeSoftさん、ありがとうございます。