浜松、楽器博物館にて。
そう!楽器博物館ですね!
・・・違いますね。うなぎパイですよね。あまりにも有名すぎて、ほかに何もないんじゃないかと思われてそうなのがもったいない。
浜松、結構スゴイんです。
餃子は宇都宮と日本一の座を争い、あのピアノのヤマハさんは浜松発祥。そのつながりらしく、同じくピアノのカワイさん。そしてローランドさんも浜松にあります。さらにヤマハさんつながりで、バイク系も集中しているようです。
そんな楽器の街でもある浜松には、楽器博物館があります。先週行ってきまして、想像以上に楽しいところで。
1F、入ってすぐのところはアジア系の楽器群。モンゴルの馬の尻尾で作られた弦楽器。東南アジアの民族儀式に使われるであろう、装飾が施された打楽器。鉄琴みたいなのもありました。
いくつかの楽器には、音色が聞けるように、ヘッドホンから曲が流れます。うれしい。
地下には西洋系がメインで、金管楽器やバイオリン系。そして鍵盤楽器がズラリ。
70台あるらしい鍵盤楽器群は、なかなか壮観です。写真がないのが残念ですが(撮影OKかどうかより、ブログをはじめるとは思ってなかったので)、鍵盤楽器好きにはぜひ行ってみてほしい。
今のピアノに至るまでの構造の変遷。そしてその構造がわかるように、簡易な仕組みが展示されていて、実際に音を出せる。なかなかにくい演出です。楽しいです。
そしてもう一つ、1Fには体験コーナーがあります。
私がいった時は誰もおらず一人。ピアノやら先住民族的な打楽器やらが置いてあり、気兼ねなくぽんぽこ演奏させてもらいました。
原始の頃から人間が愛してきた音楽。
言葉にならないものを伝えられる音楽。
なんともしみじみ、そんなことを考えるひと時でありました。
余計なことを考えちゃう人、経済合理性に疲れたビジネスマン、人間関係に疲れた人。
ぽんぽこ楽器を叩くと「何か」が解放される気がしますよ。浜松市楽器博物館、おすすめです!